Eugenio Tacciniの陶器のピノキオアート

フィレンツェから電車で30分程の所に「Montelupo Fiorentino（モンテルーポ・フィオレンティーノ）」という小さな街があります。陶器の街としても有名で、街の中心には「Museo della ceramica（陶器博物館）」があり、街のあちこちには伝統的なものからモダンアートなものなどバリエーションに富んだ陶器屋さんが沢山あります。その街の一角に Eugenio Taccini（エウジェニオ・タッチーニ）氏の工房があります。 Taccini氏は40年以上のキャリアを持つ陶器作家で、陶器の分野もさることながら、モンテルーポのアートの分野でも重要な人物といえます。伝統的な柄の作品はもちろん、彼特有の世界観で描かれた「ピノキオ」は特に素晴らしいと思います。今回は、彼の作品の中でも小振りで気軽に壁に飾る事のできるピノキオの陶器を紹介します。

サイズは約11.5×18.5cm。絵本の中から飛びだしたような、かわいらしい雰囲気の作品。

これ以外にも様々なピノキオのシーンを描いた柄があります。１つ１つ枠から手作りし、もちろん絵柄もすべて手書きなので同じ絵柄でも顔の表情や色合い、全体のバランスなどが微妙に異なり、自分だけのお気に入りのピノキオを見つけるのが楽しくなります。娘さんもTaccini氏より師事しアーティストとして活動しているそうで、娘さんの作品も工房に展示販売されています。 Eugenio Taccini氏の公式HPはこちら Eugenio Taccini氏の工房「Le Ceramiche del Borgo」 20 Settembre N 30 50056 Montelupo Fiorentino, (FI) Tel : +39-0571-518856 マップはこちら